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あなたの企業では、コンテンツが、共有ドライブ、ローカルドライブ、オンプレミスのデータセンターなど、さまざまな場所に分散され保存され続けていませんか?
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急速にリモートワークが台頭した結果、企業ネットワークの外側にある社員のデバイスやパブリッククラウドへコンテンツが分散、複雑に増加していませんか?
本来、企業が持つコンテンツは潜在的に高い価値を持ち、戦略的に活用する事で企業経営に有益な情報をもたらすものです。本ブログでは、デジタルトランスフォーメーションとは何なのかを"コンテンツ"をキーワードに整理してみます。
デジタルトランスフォーメーションとは
経済産業省は、2020年12月に発表した『デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 ワーキンググループ1 報告書 対話に向けた検討ポイント集 第1章』の中で、デジタルトランスフォーメーションを以下のように表現しています。
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デジタルトランスフォーメーションはデジタルエンタープライズになるまでのプロセスのことである。つまり、デジタルトランスフォーメーションとは河の渡り方であり、河を渡った先の世界そのものではない。
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DXは取り組みであって、ゴールではない。ゴールのためのプロセスだ。DXのゴールは既存企業がデジタルエンタープライズになる事だ。
出典:「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 ワーキンググループ1 報告書 対話に向けた検討ポイント集 第1章」(経済産業省)
と紹介しています。
デジタルエンタープライズとは
では、デジタルトランスフォーメーションの目指す先、たどり着くべきデジタルエンタープライズとはどのような企業なのでしょうか?
経済産業省は同書の中で以下のように表現しています。
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顧客や市場の変化が速くなるなか、ビジネス戦略とITシステムを迅速かつ柔軟に対応させていく企業=デジタルエンタープライズである。量・種類ともに増加しているデータを活用し、デジタルビジネスを拡大していくのである。
出典:「デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 ワーキンググループ1 報告書 対話に向けた検討ポイント集 第1章」(経済産業省)
技術的に収集可能となった大量データの処理・分析・・・といったテクノロジ要素を組み合わせて、ビジネス上の競争優位性を確保し、既存ビジネスモデルに融合、あるいはまったく新たなモデルとして生みだす力を持つのがデジタルエンタープライズな企業という事です。
活用されているデータとは
では、「技術的に収集可能となった大量データ」とありますが、ここでいうデータとは具体的にどのようなものでしょうか?
企業活動において実際に多く活用されているデータについてアンケート調査した総務省の資料があります。
【分析に活用しているデータ】
出典:(2020)「デジタルデータの経済的価値の計測と活用の現状に関する調査研究」(総務省)
このグラフを見ると、既に多くの現実世界のデータがセンサーやIoTにより収集され活用されていることがわかります。今後も技術の進歩により、あらゆる情報がデータ化され、分析、可視化される未来を感じますね。
Webコンテンツデータの活用
とりわけ5年前と比べて活用が進んでいるのがアクセスログ、動画・映像視聴ログ、Blog、SNS等記事データといった、Webを顧客接点としたコンテンツから得られたデータです。データは自動取得され、分析技術の進歩とともにさらに活用が進んでいます。
一方でCTI音声データ、画像診断データなど、画像や音声データといったリッチメディアコンテンツがデータとして活用されていることがわかります。近年、画像、動画や音声の活用は、マーケティングの分野でも重要度を増しています。デジタルトランスフォーメーションが加速している中、これらWebコンテンツやリッチメディアコンテンツの活用はこれからも増えていくことでしょう。
Webコンテンツ、リッチメディアのコンテンツ管理とは
最後に、Webコンテンツ、リッチメディアコンテンツを効果的に活用するための管理についてご紹介します。
これらコンテンツの管理には、ユーザやシステムが必要とするコンテンツを迅速に提供し、意思決定のビジネスサイクルを素早く回す環境を提供する必要があります。そのために、以下のような仕組みをもった管理システムが求められます。
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必要とするデジタルコンテンツを迅速、容易に見つけ出す仕組み(検索ユーザインターフェイスや、他ITシステムとの連携を容易とするWebAPI)
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必要とするエンドポイント(スマートフォンやPCなど)へリッチメディアを最適なフォーマットや解像度へ自動変換して提供する仕組み
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コンテンツの公開に必要なビジネスプロセス(公開期限、承認、プレビュー)を管理する仕組み
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ビジネス部門とIT部門が立案と検証を繰り返しながらWebコンテンツ更新のサイクルを短いリードタイムで回せる仕組み
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タッチポイントで利用されたコンテンツを一意に判別し、利用ログをユーザやシステムにフィードバックできる仕組み
これらを実現するシステムこそがWebコンテンツ管理(WCM)、デジタルアセット管理(DAM)です。
エクサでは、長期にわたりコンテンツ管理システムのソリューションを取り扱っており、数多くの構築実績を保有しております。コンテンツの管理、変革をご検討の際は、是非、お声がけください。
Webコンテンツ管理(WCM)、デジタルアセット管理(DAM)については、以下のリンク先に詳しい情報を掲載しています。
「OpenText™ TeamSite」
エンタープライズレベルの大規模サイトで多数の導入実績をもつWebコンテンツ管理(WCM)製品です。
「OpenText™ Media Management」
グローバルで3桁を超える多くの実績をもち、長年の顧客からのフィードバックにより洗練されたUIと機能を揃えています。
2020年のGartner Magic Quadrant for Content ServicesPlatformsのリーダーにも選ばれましたデジタルアセット管理(DAM)システムです。