Contentservの機能紹介

2019.09.02  株式会社エクサ

リードエンジニアブログ Contenserv入門編
第1話 Contentservの機能紹介

リードエンジニアブログ『PIM選定編』では、PIMの各製品・ソリューションの違いや大まかな製品分類についてご紹介しています。本シリーズでは、PIM導入が決まったその後にどのようにPIMを構築・導入していくことになるのか、今、弊社でのイチオシのPIMソリューション「Contentserv」の機能を紹介しながらお話しさせていただきます。

自社の商品を知っていますか?

PIMは「マーケティングや営業活動のための製品・商品の情報管理の仕組み」です。そのためPIMを導入する際には、まず「どのような情報を管理するのか」を決めていくことになります。

もちろん「製品・商品の情報」が管理対象となるのですが、具体的には、自社の商品のどのような項目を管理していくのか、そして各情報間の関連や何をキーにして繋がっているのか、などの整理が必要となります。製品・商品の情報が体系的に規定されていなかったり、電子化されていなかったりする場合には、かなり地道な調査と整理をしていくことが必要です(大変です・・・が重要なんで・・・がんばりましょう)。

contentserv-survey.jpg

これら作業は、自社の製品・商品がどのような構成・項目で成り立っているのかを改めて確認していくこととなるため、製品・商品をしっかりと把握されている方に検討メンバーとして参加いただいた方が良いでしょう。

商品情報を入れる箱を作ろう!

どのような情報を入れるかが(どうにか・・・!?) 整理できたあとは、この情報を入れるを作ります。つまりPIMに「データモデル」としての「商品の構成」を定義していきます。

Contentserv」における定義では、次のような項目を決めていくことになります。

属性

「商品名」や「価格」「仕様」などの管理していく情報の最小単位。値がどのような型(文字列や数値、選択項目といったタイプ)なのか、検索対象とするのかどうかなど、属性ごとに細かく設定することが可能です。

クラス

各属性をまとめたグループ。このグループを用意することによって、商品カテゴリごとに設定したい情報が異なるといったケースにも柔軟に対応することができます。

バリューリスト

選択型の属性の場合に選択値として設定可能な値のリスト。

単位

数値型の属性の場合に指定する単位の定義。これを定義することにより例えば、「cm」と「inch」のように地域によって利用したい単位が異なる場合でも、1つの値を単位変換して利用することが可能です。

contentserv-data-model.png



Contentserv」の良いところは、これらの設定をわかりやすいGUIから設定していくことで、PIM上のデータモデルを定義できるだけでなく、商品情報を表示・入力するためのGUIも簡単に構築することができるという点です。もちろん11GUIから設定するのが面倒な方や我々のような構築を行うSIerのために、エクセルに定義した設定を一括でインポートする機能も装備されています。

contentserv-gui.png

[Blog][Footer]【PIMコラム】商品情報管理(PIM)の必要性から プロジェクト成功の秘訣まで

商品情報は変化する!?

前述の通りContentservでは商品情報を格納していくための箱を、簡単に定義することが可能です。しかし商品情報は一度定義したら終わりというものではありません。運用に入ると新商品の発売により新しく情報が増えたり、管理したい項目が増えてデータモデルを拡張したいといったケースが出てきます。

Contentservではクラスへの属性の追加や商品へのクラス適用がドラック&ドロップ等の簡単な操作で設定できるため、開発者でなくとも運用中の情報の変化に対応することが可能です。

contentserv-drag-drop.png

また、構築・変更が容易であるからこそ、トライ&エラーを重ねながら導入を進めることもできます。

今回はPIMを導入してみよう!というテーマのもと、Contentservの機能について簡単にご紹介いたしました。PIM導入の最初のステップにおけるContentservの魅力が伝わりましたでしょうか?次回は作った箱に対して初期データを格納していく「データ移行」におけるContentserv機能をご紹介していく予定です。お楽しみに!

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